玉に瑕の意味とは?由来や正しい使い方を解説

玉に瑕

玉に瑕とは、全体としては優れているのに、一部分だけ惜しい欠点があることということわざである。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。

目次

①「玉に瑕」の読み方・意味

「玉に瑕」はたまにきずと読む。全体としては優れているのに、一部分だけ惜しい欠点があることという意味である。

読み方たまにきず
意味全体としては優れているのに、一部分だけ惜しい欠点があること
分類ことわざ

②「玉に瑕」の由来・出典

美しい宝玉にわずかな傷があることにたとえた表現とされる。優れたものにある、ほんの少しの欠点を惜しむ気持ちを表す言葉として使われている。

③「玉に瑕」の使用例(例文)

  • 日記に「あの後輩は仕事が早いが、少し雑なのが玉に瑕だと感じる」と書いた。
  • 上司へのメールで「彼女は非常に優秀ですが、報連相がやや不足しがちなのが玉に瑕です」と報告した。
  • LINEでの会話で「あのカフェは美味しいけど、席が少ないのが玉に瑕だよね」とやり取りした。

④現場で見た「玉に瑕」の使いどころ

友人から人物紹介文の下書きを見てほしいと頼まれたことがある。対象者の長所ばかりが並んでいて、人間味が感じられなかったので、「玉に瑕ということわざを使うと、優れた点を認めつつ小さな欠点にも触れることで、かえって親しみやすい紹介文になる」と提案した。友人は表現を取り入れ、バランスの良い人物紹介文に仕上げていた。

⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点

全体的には優れているものの、一部だけ惜しい欠点があることを伝える場面で使いやすいことわざである。人物評価や商品レビューなど、長所と短所を両方伝えたいときに重宝する表現である。

⑥類義語との違い

類義語としてよく挙げられるのが「画竜点睛を欠く」である。物事の仕上げの最後の大切な部分が抜け落ちていることを表し、優れたものに惜しい欠点があるという点は共通するが、「画竜点睛を欠く」は仕上げの最終段階の不備に重点があるのに対し、「玉に瑕」は全体として優れているものの一部分にある欠点に重点がある点で異なる、とされる。

⑦対義語

「玉に瑕」の対義語としてよく挙げられるのが「完全無欠」である。欠点や不足が全くなく、完璧であることを表し、一部に惜しい欠点がある「玉に瑕」とは対照的な言葉である。

⑧一文〇×テスト

Q. 上司へのメールで「彼女は非常に優秀ですが、報連相がやや不足しがちなのが玉に瑕です」と報告した。使い方として適切か?

正解は「〇」!

全体としては優れているのに一部分だけ惜しい欠点があるという本来の意味に沿って、優秀な人物の小さな課題を伝える報告として適切に使われている。

不正解…正解は「〇」

全体としては優れているのに一部分だけ惜しい欠点があるという本来の意味に沿って、優秀な人物の小さな課題を伝える報告として適切に使われている。

⑨まとめ

玉に瑕は、全体としては優れているのに一部分だけ惜しい欠点があることを表すことわざである。人物評価や商品の長所・短所を伝える場面で使いやすい言葉である。

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この記事を書いた人

ことばに関わる仕事を長く続け、友人や同僚から祝辞・弔辞やスピーチ原稿の相談を受けることもある。ことばの由来や正しい使い方を分かりやすく伝えることをモットーに、四字熟語・ことわざの記事を監修している。

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