水魚の交わりとは、水と魚のように、切っても切れない親密な交友関係のことということわざである。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。
①「水魚の交わり」の読み方・意味
「水魚の交わり」はすいぎょのまじわりと読む。水と魚のように、切っても切れない親密な交友関係のことという意味である。
| 読み方 | すいぎょのまじわり |
| 意味 | 水と魚のように、切っても切れない親密な交友関係のこと |
| 分類 | ことわざ |
②「水魚の交わり」の由来・出典
中国三国時代、劉備が軍師の諸葛亮(孔明)を得たことを「私に孔明がいるのは、魚に水があるようなものだ」と喩えた故事に由来するとされる(『三国志』)。
③「水魚の交わり」の使用例(例文)
- 退職・送別の挨拶で「皆さんとの水魚の交わりを、これからも大切にしていきたいと思います」と述べた。
- 上司へのメールで「長年にわたり水魚の交わりを結んでいただき、心より感謝申し上げます」と伝えた。
- 日記に「学生時代からの友人とは、水魚の交わりと呼べる関係を築けている」と書いた。
④現場で見た「水魚の交わり」の使いどころ
同僚から退職の挨拶状の下書きを見てほしいと頼まれたことがある。同僚との絆を表す表現が平凡だったので、「水魚の交わりということわざを使うと、切っても切れない深い関係性がより印象的に伝わる」と提案した。同僚は表現を取り入れ、心のこもった挨拶状に仕上げていた。
⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点
切っても切れない親密な関係を伝える場面で使いやすいことわざである。退職や異動の挨拶、長年の取引先への感謝を伝える際に重宝する表現である。
⑥類義語との違い
類義語としてよく挙げられるのが「刎頸の交わり」である。首をはねられても後悔しないほどの、深い信頼で結ばれた友情を表し、非常に親密な関係を表す点は共通するが、「刎頸の交わり」は互いの命を預け合うほどの信頼関係に重点があるのに対し、「水魚の交わり」は互いに欠かせない存在であることに重点がある点で異なる、とされる。
⑦対義語
「水魚の交わり」の対義語としてよく挙げられるのが「犬猿の仲」である。非常に仲が悪く、顔を合わせれば争うような関係を表し、親密な「水魚の交わり」とは対照的な言葉である。
⑧一文〇×テスト
Q. 退職・送別の挨拶で「皆さんとの水魚の交わりを、これからも大切にしていきたいと思います」と述べた。使い方として適切か?
正解は「〇」!
切っても切れない親密な交友関係という本来の意味に沿って、同僚との絆を大切にする気持ちを伝える挨拶として適切に使われている。
不正解…正解は「〇」
切っても切れない親密な交友関係という本来の意味に沿って、同僚との絆を大切にする気持ちを伝える挨拶として適切に使われている。
⑨まとめ
水魚の交わりは、水と魚のように切っても切れない親密な交友関係のことを表すことわざであり、劉備と諸葛亮の故事に由来するとされる。退職や異動の挨拶など親密な関係を伝える場面で使いやすい言葉である。

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