温厚篤実の意味とは?由来や正しい使い方を解説

温厚篤実

温厚篤実とは、性格が穏やかで思いやりがあり、誠実で人情に厚いことを表す四字熟語である。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。

目次

①「温厚篤実」の読み方・意味

「温厚篤実」はおんこうとくじつと読む。性格が穏やかで思いやりがあり、誠実で人情に厚いことという意味である。

読み方おんこうとくじつ
意味性格が穏やかで思いやりがあり、誠実で人情に厚いこと
分類四字熟語

②「温厚篤実」の由来・出典

「温厚」は性格が穏やかで優しいこと、「篤実」は人情に厚く誠実であることを意味し、二つの言葉を組み合わせて、人柄の良さを総合的に表す言葉として定着したとされる。

③「温厚篤実」の使用例(例文)

  • 上司へのメールで「新しく配属された彼は温厚篤実な人柄で、周囲から慕われています」と報告した。
  • 面接・自己PRで「周囲からは温厚篤実な性格だとよく言われます」と話した。
  • 日記に「温厚篤実な先輩の対応を見て、自分もあのように振る舞いたいと思った」と書いた。

④現場で見た「温厚篤実」の使いどころ

友人から推薦状の下書きを見てほしいと頼まれたことがある。対象者の人柄を伝える表現がやや単調だったので、「温厚篤実という言葉を使うと、穏やかさと誠実さの両方が一語で伝わる」と提案した。友人は表現を取り入れ、印象に残る推薦状に仕上げていた。

⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点

人柄の良さを総合的に伝える場面で使いやすい言葉である。推薦状や人物紹介など、相手や第三者の性格を評する際に重宝する表現である。

⑥類義語との違い

類義語としてよく挙げられるのが「円満」である。性格や人柄が穏やかで、角が立たないことを表し、穏やかな人柄を表す点は共通するが、「円満」は主に対人関係の調和や物事の収まりの良さに重点があるのに対し、「温厚篤実」は穏やかさに加えて誠実さや人情の厚さも併せ持つ点で異なる、とされる。

⑦対義語

「温厚篤実」の対義語としてよく挙げられるのが「冷酷」である。情け容赦がなく、思いやりに欠ける様子を表し、穏やかで誠実な「温厚篤実」とは対照的な言葉である。

⑧一文〇×テスト

上司へのメールで「新しく配属された彼は温厚篤実な人柄で、周囲から慕われています」と報告した。使い方として適切か?

正解は「〇」!

穏やかで誠実な人柄を表す本来の意味に沿って、新しい配属先メンバーの人柄を伝える報告として適切に使われている。

不正解…正解は「〇」

穏やかで誠実な人柄を表す本来の意味に沿って、新しい配属先メンバーの人柄を伝える報告として適切に使われている。

⑨まとめ

温厚篤実は、性格が穏やかで思いやりがあり、誠実で人情に厚いことを表す四字熟語である。推薦状や人物紹介など、人柄の良さを伝える場面で使いやすい言葉である。

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この記事を書いた人

ことばに関わる仕事を長く続け、友人や同僚から祝辞・弔辞やスピーチ原稿の相談を受けることもある。ことばの由来や正しい使い方を分かりやすく伝えることをモットーに、四字熟語・ことわざの記事を監修している。

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