亭主関白の意味とは?由来や正しい使い方を解説する

亭主関白

亭主関白とは、夫が家庭内で絶対的な権力を持ち、妻に対して横柄な態度をとることを表す四字熟語である。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。

目次

①「亭主関白」の読み方・意味

「亭主関白」はていしゅかんぱくと読む。夫が家庭内で絶対的な権力を持ち、妻に対して横柄な態度をとることという意味である。

読み方ていしゅかんぱく
意味夫が家庭内で絶対的な権力を持ち、妻に対して横柄な態度をとること
分類四字熟語

②「亭主関白」の由来・出典

「亭主」は一家の主人である夫を指し、「関白」は天皇を補佐した最高位の官職の名である。家庭内での夫の立場を、朝廷で絶大な権力を持った関白になぞらえた表現とされる。

③「亭主関白」の使用例(例文)

  • 日記に「うちは昔ながらの亭主関白で、家事はすべて任されている」と書いた。
  • SNSに「亭主関白な夫でも、たまには感謝の言葉が欲しい」と投稿した。
  • LINEでの会話で「うちの父は典型的な亭主関白だったけど、最近は丸くなった」とやり取りした。

④現場で見た「亭主関白」の使いどころ

友人から結婚生活について綴ったエッセイ原稿を見てほしいと頼まれたことがある。「夫は家事を何でも手伝ってくれる、まさに亭主関白だ」という一文があったので、「亭主関白は夫が威張って何もしないことを表す言葉なので、意味が逆になっている」と指摘した。友人は表現を、亭主関白とは正反対の協力的な夫を表す言い回しに書き直していた。

⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点

家庭内での夫の態度を表す言葉であり、ビジネスの場面で使う機会は少ないが、家庭を話題にした雑談やエッセイなどで使われることがある。褒め言葉ではなく、やや否定的なニュアンスを含む点には注意したい。

⑥類義語との違い

類義語としてよく挙げられるのが「横暴」である。権力や立場を利用して、相手に対して高圧的に振る舞うことを表し、強い態度を示す点は共通するが、「横暴」は家庭内に限らず広く使われるのに対し、「亭主関白」は家庭内での夫の態度を指す点で異なる、とされる。

⑦対義語

「亭主関白」の対義語としてよく挙げられるのが「かかあ天下」である。妻が家庭内で夫より強い発言力を持ち、夫を尻に敷いている状態を表し、夫が主導権を握る「亭主関白」とは対照的な言葉である。

⑧一文〇×テスト

日記に「うちの夫は亭主関白で、家事も育児も積極的に手伝ってくれる」と書いた。使い方として適切か?

正解は「×」!

「亭主関白」は夫が家庭内で威張り、妻に家事などを任せきりにする態度を表す言葉であり、積極的に手伝う夫を形容する言葉として使うのは意味が逆であり誤りである。

不正解…正解は「×」

「亭主関白」は夫が家庭内で威張り、妻に家事などを任せきりにする態度を表す言葉であり、積極的に手伝う夫を形容する言葉として使うのは意味が逆であり誤りである。

⑨まとめ

亭主関白は、夫が家庭内で絶対的な権力を持ち、妻に対して横柄に振る舞うことを表す言葉であり、朝廷の最高位「関白」になぞらえた表現とされる。家庭を話題にする場面で使われるが、褒め言葉ではない点に注意したい。

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この記事を書いた人

ことばに関わる仕事を長く続け、友人や同僚から祝辞・弔辞やスピーチ原稿の相談を受けることもある。ことばの由来や正しい使い方を分かりやすく伝えることをモットーに、四字熟語・ことわざの記事を監修している。

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