下手の横好きとは、下手であるにもかかわらず、そのことを熱心に好んで行うことのたとえということわざである。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。
①「下手の横好き」の読み方・意味
「下手の横好き」はへたのよこずきと読む。下手であるにもかかわらず、そのことを熱心に好んで行うことのたとえという意味である。
| 読み方 | へたのよこずき |
| 意味 | 下手であるにもかかわらず、そのことを熱心に好んで行うことのたとえ |
| 分類 | ことわざ |
②「下手の横好き」の由来・出典
「下手」は物事が上手くできないこと、「横好き」は本業や専門でもないのにやたらと好むことを意味し、二つの言葉を組み合わせて、上達しないのに熱心に打ち込む様子を表す言葉として定着したとされる。
③「下手の横好き」の使用例(例文)
- 日記に「下手の横好きでゴルフを続けているが、なかなか上達しない」と書いた。
- SNSに「下手の横好きで始めた絵だけど、描いているだけで楽しい」と投稿した。
- LINEでの会話で「下手の横好きでも続けていれば、いつか上達すると信じている」とやり取りした。
④現場で見た「下手の横好き」の使いどころ
家族から趣味のブログ記事を見てほしいと頼まれたことがある。腕前に自信がないという遠慮がちな表現が続いていたので、「下手の横好きですがという言い回しを使うと、謙遜しつつも好きな気持ちが伝わる」と提案した。家族は表現を取り入れ、親しみやすい記事に仕上げていた。
⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点
自分の趣味や特技について謙遜しながら語る場面で使いやすい言葉である。自分自身について使う分には問題ないが、他人の趣味について使うと失礼にあたるため、使う相手には注意したい。
⑥類義語との違い
類義語としてよく挙げられるのが「好きこそ物の上手なれ」である。好きなことに励むことを表す点は共通するが、「好きこそ物の上手なれ」は好きなことは自然と上達するという前向きな意味であるのに対し、「下手の横好き」は上達しないのに好んで続けるという謙遜のニュアンスを持つ点で異なる、とされる。
⑦対義語
「下手の横好き」の対義語としてよく挙げられるのが「上手の物好き」である。物事が上手な人が、さらにその物事を好んで熱心に取り組むことを表し、下手なのに好んで行う「下手の横好き」とは対照的な言葉である。
⑧一文〇×テスト
Q. 日記に「下手の横好きでゴルフを続けているが、なかなか上達しない」と書いた。使い方として適切か?
正解は「〇」!
上達しないのに熱心に好んで続けるという本来の意味に沿って、自分の趣味を謙遜しながら語る文脈として適切に使われている。
不正解…正解は「〇」
上達しないのに熱心に好んで続けるという本来の意味に沿って、自分の趣味を謙遜しながら語る文脈として適切に使われている。
⑨まとめ
下手の横好きは、下手であるにもかかわらず、そのことを熱心に好んで行うことを表すことわざである。自分の趣味や特技を謙遜して語る場面で使いやすい言葉である。

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