清濁併せ呑むの意味とは?由来や使い方を解説

清濁併せ呑む

清濁併せ呑むとは、善悪や清廉・不正を問わず、度量広く人を受け入れることということわざである。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。

目次

①「清濁併せ呑む」の読み方・意味

「清濁併せ呑む」はせいだくあわせのむと読む。善悪や清廉・不正を問わず、度量広く人を受け入れることという意味である。

読み方せいだくあわせのむ
意味善悪や清廉・不正を問わず、度量広く人を受け入れること
分類ことわざ

②「清濁併せ呑む」の由来・出典

清らかな水も濁った水も分け隔てなく飲み込む大河の様子にたとえた表現とされる。善人も悪人も含めて、幅広く受け入れる度量の大きさを表す言葉として使われている。

③「清濁併せ呑む」の使用例(例文)

  • 会議で「清濁併せ呑む姿勢で、多様な意見を取り入れていきたいと考えます」と発言した。
  • 上司へのメールで「清濁併せ呑む度量をもって、チームをまとめていきたいと存じます」と伝えた。
  • 日記に「あの上司は清濁併せ呑む器の大きさがあり、尊敬している」と書いた。

④現場で見た「清濁併せ呑む」の使いどころ

同僚からリーダーシップ研修のレポート原稿を見てほしいと頼まれたことがある。理想のリーダー像を説明する部分が抽象的だったので、「清濁併せ呑むということわざを使うと、多様な人材を受け入れる度量の大きさが具体的に伝わる」と提案した。同僚は表現を取り入れ、説得力のあるレポートに仕上げていた。

⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点

多様な意見や人材を幅広く受け入れる度量の大きさを伝える場面で使いやすいことわざである。リーダーシップやマネジメントについて語る際に重宝する表現である。

⑥類義語との違い

類義語としてよく挙げられるのが「大人物」である。度量が広く、人格や器の大きい人物を表し、幅広く物事を受け入れる度量を表す点は共通するが、「大人物」は人そのものの器の大きさを指すのに対し、「清濁併せ呑む」は善悪を問わず受け入れる姿勢そのものに重点がある点で異なる、とされる。

⑦対義語

「清濁併せ呑む」の対義語としてよく挙げられるのが「潔癖」である。不正や不完全なものを一切許さず、清廉さにこだわる性質を表し、善悪を問わず受け入れる「清濁併せ呑む」とは対照的な言葉である。

⑧一文〇×テスト

Q. 会議で「清濁併せ呑む姿勢で、多様な意見を取り入れていきたいと考えます」と発言した。使い方として適切か?

正解は「〇」!

善悪を問わず度量広く人を受け入れるという本来の意味に沿って、多様な意見を取り入れる姿勢を示す発言として適切に使われている。

不正解…正解は「〇」

善悪を問わず度量広く人を受け入れるという本来の意味に沿って、多様な意見を取り入れる姿勢を示す発言として適切に使われている。

⑨まとめ

清濁併せ呑むは、善悪や清廉・不正を問わず、度量広く人を受け入れることを表すことわざである。リーダーシップの度量の大きさを伝える場面で使いやすい言葉である。

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この記事を書いた人

ことばに関わる仕事を長く続け、友人や同僚から祝辞・弔辞やスピーチ原稿の相談を受けることもある。ことばの由来や正しい使い方を分かりやすく伝えることをモットーに、四字熟語・ことわざの記事を監修している。

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