①「継続は力なり」の読み方・意味
「継続は力なり」はけいぞくはちからなりと読む。小さなことでも継続して行い続ければ、やがて大きな結果につながるという意味である。
| 読み方 | けいぞくはちからなり |
| 意味 | 小さなことでも継続して行い続ければ、やがて大きな結果につながるということ |
| 分類 | ことわざ |
②「継続は力なり」の由来・出典
由来には諸説あるが、明治から大正にかけての宗教家・住岡夜晃が著した『讃嘆の詩』の一節「念願は人格を決定す 継続は力なり」に由来するという説が有力とされる。大正時代の教育者・平松折次が標語として掲げていたことに由来するという説もあり、出典は定かではないが、いずれも人の努力や信念の積み重ねを称える文脈で使われてきた言葉である。
③「継続は力なり」の使用例(例文)
- 卒業式の送辞で「地道な努力を積み重ねてきた先輩方の姿は、継続は力なりという言葉そのものでした」と述べた。
- 上司へのメールで「小さな改善を積み重ねてまいります。継続は力なりを胸に取り組んでいく所存です」と決意を伝えた。
- 日記に「毎日少しずつ勉強を続けてきたら、思ったより力がついていた。継続は力なりとはよく言ったものだ」と書いた。
④現場で見た「継続は力なり」の使いどころ
以前、後輩から資格試験の学習計画を見てほしいと頼まれたことがある。短期間に詰め込む計画になっていたので、「継続は力なりというし、毎日少しずつでも続けられる計画のほうが結果的に力がつく」と伝えた。計画を見直し、無理のない範囲で毎日続けられる学習量に調整したところ、結果的に試験にも合格できたと聞いた。
⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点
「継続は力なり」は、地道な努力や積み重ねを称える場面や、これから努力を続けようとする決意を伝える場面で使いやすい言葉である。ただし、根拠のない精神論として使うと説得力を欠くことがあるため、具体的な取り組みとあわせて使うと効果的である。
⑥類義語との違い
類義語としてよく挙げられるのが「塵も積もれば山となる」である。両者とも小さな積み重ねが大きな結果につながることを表す点では共通しているが、「継続は力なり」が努力を続けることそのものの価値を強調するのに対し、「塵も積もれば山となる」はわずかなものが積み重なった結果の大きさに重点がある点で異なる。
⑦対義語
「継続は力なり」の対義語としてよく挙げられるのが「三日坊主」である。「継続は力なり」が努力を続けることの価値を表すのに対し、「三日坊主」は物事が長続きせずすぐにやめてしまう様子を表し、継続の有無という観点で対照的な言葉である。
⑧一文〇×テスト
Q. 特に努力をしていない部下に対して、根拠のないまま「継続は力なりだから、そのうち結果が出るよ」とだけ伝えた。この使い方は正しい?
正解は「×」!
「継続は力なり」は、実際に努力や取り組みを継続していることが前提の言葉である。何も継続していない相手に根拠なく使っても言葉の意味に見合わず、具体的な取り組みを伴わない使い方は説得力を欠く。
不正解…正解は「×」
「継続は力なり」は、実際に努力や取り組みを継続していることが前提の言葉である。何も継続していない相手に根拠なく使っても言葉の意味に見合わず、具体的な取り組みを伴わない使い方は説得力を欠く。
⑨まとめ
「継続は力なり」は、小さなことでも継続して行い続ければ大きな結果につながるという意味の言葉であり、住岡夜晃の詩に由来するという説が有力とされる。地道な努力を称える場面や決意を伝える場面でよく使われるが、具体的な取り組みとあわせて使いたい言葉である。

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