七転八倒の意味とは?由来や正しい使い方・注意点を解説する

七転八倒

七転八倒とは、激しい苦痛のために、転げまわってもがき苦しむことという四字熟語である。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。

目次

①「七転八倒」の読み方・意味

しちてんばっとうと読む。激しい苦痛のために、転げまわってもがき苦しむことという意味である。

読み方しちてんばっとう
意味激しい苦痛のために、転げまわってもがき苦しむこと
分類四字熟語

②「七転八倒」の由来・出典

七度転び八度倒れるという表現から、苦しみのあまり何度も体をよじって転げまわる様子を表す言葉として定着したとされる。似た響きを持つ「七転八起」とは意味が異なる点に注意が必要である。

③「七転八倒」の使用例(例文)

  • SNSに「歯の痛みで七転八倒しながら歯医者の予約を取った」と投稿した。
  • 友人とのLINEで「お腹が痛くて七転八倒してる、薬飲んでも治らない」とやり取りした。
  • 日記に「締め切り前夜は七転八倒するほど頭を悩ませたが、なんとか間に合った」と書いた。

④現場で見た「七転八倒」の使いどころ

家族から体調不良を伝える連絡文の下書きを見てほしいと頼まれたことがある。「とても痛い」という表現だけでは深刻さが伝わりにくかったので、「七転八倒するほど痛いと具体的に書いたほうが、状況が伝わりやすい」と助言した。家族は表現を書き加え、症状の深刻さが伝わる文面に仕上げていた。

⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点

激しい身体的な苦痛や、比喩的に精神的な苦しみを表す場面で使いやすい言葉である。体の痛みを訴える際に使うことが多いが、仕事上の苦労を大げさに表現する比喩としても使われる。似た響きの「七転八起」と混同しないよう注意したい。

⑥類義語との違い

類義語としてよく挙げられるのが「悶絶苦悩」である。悶え苦しみ絶え入るほどの苦痛を表し、激しい苦しみを表す点は共通するが、「悶絶苦悩」は精神的な苦悩を含む幅広い苦しみを指すのに対し、「七転八倒」は転げまわるほどの身体的な苦痛の様子に重点がある点で異なる、とされる。

⑦対義語

「七転八倒」の対義語としてよく挙げられるのが「安穏無事」である。穏やかで何事もなく安らかであることを表し、転げまわるほどの苦痛を伴う「七転八倒」とは対照的な言葉である。

⑧一文〇×テスト

Q. 友人とのLINEで「お腹が痛くて七転八倒してる、薬飲んでも治らない」とやり取りした。使い方として適切か?

正解は「〇」!

転げまわるほどの激しい苦痛を表す本来の意味に沿って、体調不良を伝える文脈で正しく使われている。

不正解…正解は「〇」

転げまわるほどの激しい苦痛を表す本来の意味に沿って、体調不良を伝える文脈で正しく使われている。

⑨まとめ

七転八倒は、激しい苦痛のために転げまわってもがき苦しむことを表す四字熟語である。身体的な痛みを表す場面で使いやすいが、似た響きの「七転八起」とは意味が異なるため混同しないよう注意したい。

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この記事を書いた人

ことばに関わる仕事を長く続け、友人や同僚から祝辞・弔辞やスピーチ原稿の相談を受けることもある。ことばの由来や正しい使い方を分かりやすく伝えることをモットーに、四字熟語・ことわざの記事を監修している。

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