「白眉」とは、多数あるものの中で、最もすぐれているものや人のたとえということわざである。読み方や由来、正しい使い方から類義語・対義語まで詳しく解説する。
①「白眉」の読み方・意味
「白眉」ははくびと読む。多数あるものの中で、最もすぐれているものや人のたとえという意味である。
| 読み方 | はくび |
| 意味 | 多数あるものの中で、最もすぐれているものや人のたとえ |
| 分類 | ことわざ |
②「白眉」の由来・出典
中国の史書『三国志』蜀志の馬良伝にある故事に由来するとされる。馬氏の五人兄弟はいずれも優れた人物だったが、中でも眉に白い毛が混じっていた馬良が最も優れていたとされることから生まれたとされる。
③「白眉」の使用例(例文)
- プレゼンの冒頭で「本日ご紹介する事例は、今期のプロジェクトの中でも白眉と言える成果です」と切り出した。
- 上司へのメールで「後輩の企画書は、今期提出された中でも白眉の出来でした」と報告した。
- 卒業式の送辞で「この三年間の思い出の中でも、体育祭での団結は白眉の輝きを放っていました」と述べた。
④現場で見た「白眉」の使いどころ
部下から社内報に載せるプロジェクト紹介の原稿を見てほしいと頼まれたことがある。複数の成果を並列に並べていて印象がぼやけていたので、「一番伝えたい成果を白眉として際立たせたほうが読み手に伝わりやすい」と助言した。部下は構成を見直し、最も評価の高かった成果を冒頭で強調する形に書き直していた。
⑤ビジネスシーンでの使い方・注意点
複数の中から最も優れたものを際立たせて評価する場面で使いやすい言葉である。プレゼンや報告書の冒頭で使うと、話の焦点が明確になる。ただし、比較対象が明示されていないと何を指しているのか伝わりにくくなるため、何の中での白眉なのかを明確にして使いたい。
⑥類義語との違い
類義語としてよく挙げられるのが「出色」である。他より飛び抜けて優れている点は共通するが、「出色」は物事の出来栄えそのものの評価に使われることが多いのに対し、「白眉」は多数の中での最上位という比較のニュアンスが強い点で異なる、とされる。
⑦対義語
「白眉」の対義語としてよく挙げられるのが「月並み」である。平凡でありふれていることを表し、多数の中で際立って優れていることを表す「白眉」とは対照的な言葉である。
⑧一文〇×テスト
Q. 後輩の企画書を評価し、上司へのメールで「今期提出された企画の中でも白眉の出来だ」と報告した。使い方として適切か?
正解は「〇」!
多数の中で際立って優れているという本来の意味で正しく使われている。
不正解…正解は「〇」
多数の中で際立って優れているという本来の意味で正しく使われている。
⑨まとめ
「白眉」は、多数あるものの中で最もすぐれているものや人を指す言葉であり、中国の故事に由来するとされる。プレゼンや報告の場で際立った成果を強調する際に便利だが、何の中での白眉なのかを明確にして使うことが大切である。

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